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  ライオンズさんと共に
                               岩本 末美

 魚住ライオンズクラブの方々と 行動を共に出来たこと うれしく思っています。

T.X 新聞を見て             

        『対応の仕方が悪い』『もっとしてあげたらいいのに』

        『撮影用の灯りがあるんだったら 電気のきていない所に

         貸してあげたらいいのに 自分達の事ばっかり‥‥』

などと 一人プツプツ言うだけで

             なにもしなかった人に ならずにすみました。

被災者の方から

        『暖かいわ〜』

              『ひさしぶりやわ〜』

                     『がんばってくださいね』

                              『ありがとう』
     言葉をかけられ

              私の方が励まされました。

微力ながらも こんな私

              少しは お役にたてたでしょうか?

  こんな私でよかったら

              今後お手伝いがあれば

    喜んで参上致します。


追伸 作文と聞き 神経性胃炎になりながら 書かせていただきました。
 湯気の向こうに見えるもの
                        中村 真理子

黄昏どきの須磨区役所前--------

トラックが止まると、さっと人が集まる。ブロックが次々と手渡しされてかまどが据えられる。

机が並べられ、カレーはここ、うどんはこちらと位置が決まると誰の指示もなく流れるように作業が進め

られる。-------------

ご飯が炊き上がるまで、40分かかっただろうか。

たちのぽる湯気の中、てきばきと立ち働く数十人の人達を見て私はつぶやいた。

『映画のロケの現場見たい』

 映画のロケを見たことはないのだが、メンバーの一人一人が自分の持ち場を守りつつ、全体でひとつ

の大きな仕事をしているというのが同じだなと感じたのだった。

 この日の炊き出しは数えて5回目。

 さすがのチームワークの良さ。

仕事の手順もすっかりできあがっているので、初めて参加する私でもすっと流れに乗れ。

 年齢も職業も違う人達が集まって、こんなふうに動けるなんて・・・

考えてみれば不思議だが、それがボランティアというものかもしれない。
 
 ライトの明るい光の中で、小学生の兄弟がカレーを食べている。

お父さんお母さんもやって来て一緒に食べ始めた。

話し声は聞こえないが談笑している。
 
 見ているだけで私連はうれしくて幸せな気分になる。
  
  湯気の向こうに見えるもの・・
            
              それは“愛”です

 なんて言ったら気障でしょうか? 
 炊き出しボランティアに参加して

                           高 田光子

 地震発生以来、毎日、テレビを食い入るように見てきました。

被害の甚大さはもとより、一瞬にしてすべてを失われた人々に涙しておりました。

その中で、一生懸命ボランティアをされている方々の姿を見て、感動すると共に、

「私でも何かできることがないか?」と考えました。

 しかし、私一人の力では何ひとつできません。

 そんな頃、橋本さんより、魚住ライオンズクラブの炊き出しのお話を聞いて、魚住LCの皆様方と一緒で

あれば、微力ながらも私なりに役立たせていただけるのでは?と思い、参加させていただきました。

 1月29日、張り切って魚住を出発し、明石市内を過ぎ神戸に向かって行けば行く程、私の視野に広が

る 何と無残な光景・・・テレビで見るのと大違い!

 ああ・・これが現実なんだ・・何とむごいことかおきてしまったのか・

私の大きな?胸も張り避けんばかりに、驚きで膨れ、言葉がありません。

 でも、この現実をしっかりと見つめながら、被災された方々と私達が、 共に 立ち上がる勇気と 

もてる力をふりしぽり 助けあい生きて行かねばなりません。

 今回の炊き出しボランティアに三度参加させていただき、「少しでもお役に立てたら・・」と

の思いが叶い、うれしく思っております。ありがとうございました。

 最後に、一日も早い復興を心よりお祈り致しております。
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