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豊福 龍範

 僕は生まれて初めてボランティアをした。

 初めは、はっきり言って"しんどそうやな"と思っていたが、みんな一生懸命作ったかいもあって避難所

の方々にとても喜んでもらえました。

 二回目や三回目になると場所も変わっていて、人もだんだん増えていった。

 出前もやりだして、よりたくさんの人に食べてもらえるようになり、僕たちの腕前も日に日に上達 し、

もうこの上はないというほどプロ級になった。

 家で作ってみようという気にはならないが、一度くらいは作ってみたいと思う。

 それで、もし将来、僕がうどん屋になっていたら、480円ぐらいでみんなに売ってあげましょう。

 それではまた・・・・・・・・・・。

 追伸 今度またいつか、ボランティアをする時があれば、是非参加してみたいと思う。
     今度は、何を作るか、わからないが、プロを目指してがんばるぞ!?
藤田 淳

僕は、この阪神大震災で初めてボランティアというものを経験しました。

最初は軽い気持ちでいたけれども、避難所へ行った時その光景を見て、とても驚きました。

学校の廊下での避難生活を見て「この人たちのためにボランティア活動を頑張ろう」と、やる気がでまし

た。

 「カレーとうどんの炊き出しやってます」と宣伝活動をしたら、次々とカレーとうどんを取りに来てくれて、

とても良かったと思います。

 避難した人達が、力を合わせて頑張っているのを見て、これからも力を合わせて頑張ってほしいと思い

ました。

 僕の家もつぶれてしまったので、ボランティアは一回しか行けなかったのが、とても残念です。
速水 謙太郎

 こんなことを被災住民の方々に言っていいのか良くわかりません。

 あの空前の大災害が起きたことによって、僕は初めて「ボランティア」に参加することができ、大変貴重

な経験をさせてもらったと思っています。

 一回目に参加した時、TVのブラウン管の中でしか知らなかったあの惨劇を目の当たりにして、とても胸

が痛くなりました。

 しかし、それと同時に、この人たちの生活の手助けを、微力ながらでも僕たちを含むボランティアの面

々が出来る、と言うことを僕は誇りに感じました。

 そして、二回目、三回目と回数を重ねて行くことによって、見知らぬ人々への「思いやりの心」や、

「いたわりの心」を改めて学びました。

また、ボランティアの人達ともいろんな話や諸活動がともに出来て、ちょっとした社会勉強にもなりました。

 最後に、初めて言ったことですが、大変貴重な経験をさせていただきました。

本当にありがとうございました。
林 直人

 ボランティア活動をしたと言っても、自分ではそんなにすごいことをしたとは思っていません。

 自分がしたことは、ただカレーを作っただけです。

 でも何時間も作り続けていると、さすがに疲れました。

 しかし、そんな時に周りの人が「カレーのプロ」と言っておだててくれたので、なんとかテンションをあげ

続けてやることができました。

 今回のボランティア活動に参加して、このボランティア活動を思いついた人は、とてもすごい人だと思い

ました。

 そして、これこそが人間の本来あるべき姿なのだと思いました。
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